パッタニーはタイ深南部のイスラム色の強い町。
市街中心部は買い物や食事をする人で賑わいます。
昔ながらの町並と新しい建物が混在しています。
一方で、長らく紛争中で人が集まる所は狙われます。
また、カラオケなどの夜の店も標的になります。
※この記事について
・主に2016〜2023年の内容です
・現地訪問したのは2017年です
・情報は随時更新していきます
・訪問時は自己責任でお願いします
1.パッタニー情報

バスターミナル
◎パッタニーの特徴
・タイ深南部パッタニー県
・海沿いにあり海や川が身近な港町
・タイ当局が監視する普段はのどかな町
・イスラム教徒が多くハラル料理も多い
・マレーシア人以外の外国人は少ない
・治安はタイでも最悪レベル
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◎【パッタニー市街マップ】
◎【パッタニー広域マップ】
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2.お勧めホテル
①パラダイスホテル(โรงแรม พาราไดส์)

地元向けの地味で手頃なホテル。
体育館のような外見の殺風景な印象。
シンプルだけど、部屋はそこそこ綺麗です。
受付には綺麗なお姉さんがいました。
パッタニー滞在で見た1番の美人かも。
泊まったのは480Bのエアコンルーム。
テーブルや冷蔵庫もあり使いやすい部屋でした。
1Fだからかテーブルにアリが少し出ました。
<パラダイスホテル>(2021年情報)
◎ファンルーム 380B
◎エアコンルーム 480B
・TV、冷蔵庫、デスク、クローゼット
・ホットシャワー、羽毛毛布
◎エアコンルーム(ツインベッド)550B
・TV、冷蔵庫、デスク、クローゼット
・ホットシャワー、羽毛毛布

②バーン スワンリムナム(BAN SUANRIMNAM / บ้านสวนริมน้ำ)

お洒落で綺麗で手の込んだ内装のホテル。
女性受けするかわいらしい部屋が多いです。
英語の表記もあり外国人でも利用しやすいです。
ホテル名は「川沿いの庭のある家」という意味。
<バーン スワンリムナム>(2023年情報)
◎500〜700B
・エアコン、TV、冷蔵庫、テーブル、クローゼット
・ホットシャワー


3.お勧め料理
①バスターミナルの屋台

ヤラー行きのバスなどはなぜか出発しないようで乗り合いベンツに乗ることに。
出発まで2時間以上あったので、食事にしました。
たまに爆発が起きるので、バスターミナルを早めに出たかったのに‥
なぜか欧米人の家族がいて少し安心したりしながら、屋台で休憩。
屋台のおばちゃんお勧めの激旨の「カオパット・トムヤム」を注文。
40〜50Bぐらいと思います。
腹ごしらえしつつ時間潰しをしてベンツの出発を待ちました。
①ナシダケー(นาซิดาแฆ)

ナシダケーは、人気のマレー料理の食堂です。
朝早い時間のみの営業なので並ぶことも。
料理のナシダケーは、マレー式のご飯&惣菜。
手頃な値段で味わえ、地元のマレー系に評判。
マレーコーヒー等もあり、喫茶利用にも良さそう。
<ナシダケー>(2023年)
・ナシダケー 1皿35B
※営業:6:00〜9:00

③ドゥーパン(DooPang / ดูปัง)

ドゥーパンはスイーツ豊富なカフェレストラン。
アンティークな内装で飲み物だけでも楽しめる。
トーストメニューも多く何度も行きたくなる店。
パン系以外にご飯系のプレートもあり。
イサーンのカイガタなど朝食にもお勧め。
<ドゥーパン>(2017年)
・トースト(2枚)&ノムソット 45B
・カノムパンサンカヤー 25B
・ハニートースト 45B
・カイガタ 40B
(朝食の目玉焼き&具の鍋)
※営業:6:00〜9:00
④その他
◎「バーンスワン」
・こだわりの本格派クイッティオ食堂
・クイッティオのビュッフェ 79B
・牛リブアイ入りクイッティオルア 79B
◎「マーアフ」
・小洒落た鶏肉料理&麺食堂
・どの料理も盛り付けがきれい
・カオマンガイトムなどもあり
◎「快活」
・マレー客向けメインの和食食堂
・海外式の日本料理が多い
・スシビュッフェなどビュッフェあり

4.観光
①町中

パッタニーは海沿いの風光明媚な中規模な港町です。
海から川が続いており、船なんかも見ることができます。
ちょうどホテルの前が川で、船場で作業してる所も見れました。
賑わっている朝の食べ物市場もあります。
お菓子屋さんでは、日本旅行したことがある女性店員と話しました。
②海沿い

バイタクで海に行ってみると、ほとんど観光客がいません。
決して綺麗ではないですが、手付かずの海岸に辿り着きます。
開放感がある海岸線やドッグなどを眺めることができます。
海の先に見えるターチー岬に行くともっと楽しめると思います。
5.夜遊び

①パッタニーの夜
パッタニーは実はコロナ前ぐらいは一大夜遊びエリアでした。
外国人はあまり自由に動けませんが、ローカルカラオケや、他の街と同様にブッキングの店などがありました。
訪問した2017年頃は検問で当局者に止められながらも数ヶ所入って見ましたが、そこそこ遊べるぐらいの賑わいがありました。
現在は、コロナ禍の影響で既に閉鎖された店が出てるようですが‥
現地のローカルエリアのブッキング店で日本在住経験がある店主のおばちゃんにも出会いました。
「日本人がここに来たのは初めて!」なんて言っていました。
※詳しくは詳細版(有料)でご覧ください
②近隣の町での出会い
意外と深南部でも各地で日本在住経験があって日本語で話す機会があったりするんですよね。
タクバイのローカルカラオケや、ヤラーの置屋ホテルで、日本に住んでた女性と日本語で話しました。
パッタニーに限らずですが、どの店も元気に営業していてほしいものですね。

6.あとがき
◎パッタニーまとめ
・深南部の主な紛争地域となっている町
・海沿いの変化に富む地形に恵まれた漁師町
・マレー系が多いが見かける字はほぼタイ語
・物価は安めだが、ホテルなどは多くない
・基本的にはローカル向けの店がメイン
・中心部でも外国人向けの店は多くない
・日本食店は複数店が点在している
・町中にバイタクが結構いて便利
・昼夜と移動制限されるが遊ぶ所はある
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本記事をお読みいただき、ありがとうございました。
パッタニーは観光地でもあるけど規制が多いです。
足を踏み入れたら深南部を出るまで警戒しましょう。
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<関連記事>
◎『タイ地方夜型紀行|全域』
◎【パッタニー夜型紀行|詳細版】(有料)
<リンク(note)>
◎【タイ語旅行会話|タイ紀行】
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